PFCCSコース

 PFCCS(Pediatric Fundamental Critical Care Support)とは、「日常診療において重篤な症状に陥った小児患者を診る可能性のある医療者」─すなわち、小児科や集中治療部、救命救急センター等に所属する医師および看護師を対象としたコースです。
 内容に関しては、実技を中心とし、重症患児を初期初療で確実に救命、かつ、状態を安定化させてPICUに送り、標準的な集中治療へとつなげていくためのノウハウを効率よく習得できるような工夫を随所に凝らしています。特に鎮静や気道確保、搬送などの基幹テーマでは、高次機能シミュレータとシナリオを駆使した臨場感あふれるスキルステーションを実施しており、参加者からも好評を得ているところです。

 ドクターヘリなど新しい患者搬送手段とともにPICUの整備が着々と進められているなか、「初療・救命」→「状態の安定化」→「PICUへの搬送」といった“救命の連鎖”(Chain of Survival)を支える医療者の確保とスキルアップは、これまで以上に求められているといえるでしょう。関連領域の先生方の参加を心よりお待ちしております。
 

  コースアジェンダ(例)

 

テキスト

日本語版テキスト『PFCCS プロバイダーマニュアル 第3版』(株式会社コンパス刊)はAmazonで購入いただけます。電子版(EPUB形式)のみの販売となります。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DRF35KFT

原著タイトル:
Pediatric Fundamental Critical Care Support, Third Edition
監修:
集中治療医療安全協議会(CCPAT)
監訳:
古川 力丸 弘仁会 板倉病院 救急部
植田 育也 埼玉県立小児医療センター 小児救命救急センター
安宅 一晃 奈良県総合医療センター 救急・集中治療センター
定価:13,200円(本体料金12,000円+消費税1,200円)
刊行年月:2024/12

 

受講費用

55,000円(本体料金50,000円+消費税5,000円)
※別途、振込時の手数料が掛かります。

募集概要

対象:主に医師、研修医、看護師
定員:48名
コース開催のおよそ2か月前に当ホームページ上で募集いたします。

 

 

 

 

 

 

 

※当会は教育内容に関連する企業や営利を目的とする団体との間に開示すべき利益相反(conflict of interest :COI)は存在しません。